2023.03.14

【研究成果・著書】考えてみよう 先住民族と法

【研究成果・著書】考えてみよう 先住民族と法

編者 小坂田裕子・深山直子・丸山淳子・守谷賢輔
題名 考えてみよう 先住民族と法
出版社 信山社
ISBN 9784797268119
https://www.shinzansha.co.jp/book/b10026214.html

概要 法学、人類学、政治学、考古学、地域研究等の分野から広く第一線の執筆陣が集い、分かりやすく解説。複雑な先住民族と法の関係を、多様な視点から解きほぐす。

目次
・はしがき
序 章 ― なぜ先住民族と法を考えるのか〔小坂田裕子〕

◆第1部 多様なテーマから考える
第1章 国連宣言 ― 先住民族と国際法の関係はどのように変化したのか〔小坂田裕子〕
第2章 開発 ― 国の開発政策において先住民族の権利はどのように守られるか〔桐山孝信〕
第3章 世界遺産 ― 排除から包摂への転換は実現されたか〔遠井朗子〕
第4章 遺骨返還 ― 先祖の帰還のために必要な制度とは何か〔岡田真弓〕
第5章 国際投資 ― 国際投資保護と先住民族保護は両立可能か〔坂田雅夫〕
第6章 貿易 ― 先住民族狩猟と動物福祉の調整は可能か〔小林友彦〕

◆第2部 国や地域の中で考える
第7章 オーストラリア ― 法は先住民族の権利と国の利益をどのように両立できるか〔友永雄吾〕
第8章 ラテンアメリカ ― 法はなぜ執行されないことがあるのか〔宮地隆廣〕
第9章 北欧 ― 先住民族の復権に国内法と国際法はどのように貢献するのか〔小内透〕
第10章 カナダ ― はたして先住民族の権利保障の「先進国」か 〔守谷賢輔〕
第11章 台湾 ― 国連非加盟国において先住民族の権利擁護はいかに展開したのか 〔石垣直〕
第12章 ニュージーランド ― どのような法制度が先住民族運動に活用されるのか〔深山直子〕
第13章 アメリカ合衆国 ― 先住民族にとってインディアン法の利点と欠点とは何か 〔落合研一〕
第14章 ボツワナ ― アフリカの先住民族とは誰か〔丸山淳子〕
第15章 日本 ― はたして国内法はアイヌ民族を支えてきたのか 〔上村英明〕
第16章 日本 ― 先住民族の権利運動は、琉球/沖縄に何をもたらしうるのか〔永井文也〕