グローバル地域研究推進事業東ユーラシア研究プロジェクト東北大学拠点「マイノリティの権利とメディア」
2024年度第12回研究会を開催することとなりました。
今回の定例会ではZoom配信を併用したハイフレックス形式で開催いたします。
【参加申込方法】
・参加ご希望の方は6月30日(日)までに拠点事務局へお申し込みください。
お申し込み先google form
(https://forms.gle/MkwawDnRg1VM7gvJ7)
・オンライン参加希望者には研究会前日までにZoomの招待リンクをお送りします。
【お問い合わせ先】
拠点事務局 e-mail: eestohoku2022@gmail.com
ご関心のある方はぜひご参加くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。
東北大学拠点事務局
【記】
グローバル地域研究推進事業東ユーラシア研究プロジェクト
東北大学拠点「マイノリティの権利とメディア」
2024年度第12回研究会
趣旨
中華人民共和国のマイノリティが習近平体制下の新しい政策(例えば、「社会主義現代化国家の建設」、「中華民族の偉大なる復興」、「宗教中国化」)に対してどのような思いを抱きながら日常生活を営んでいるのかという問題に注目し、中国本土のキリスト教徒を調査した社会学者、香港のポピュラー文化に精通した文化人類学者に最新の研究成果を報告してもらう。もっとも中華人民共和国のマイノリティといえども、祖国から逃げる者もいれば、祖国に残る者もおり、その内実は多様であり、十把一絡げに捉えるべきではない。今回の研究会ではプロテスタントの非公認教会、香港人のポップカルチャーの個別事例にもとづいて習近平体制の現状を把握し、マイノリティにとっての権利やメディアがもつ意味について学際的な見地から議論をおこなう。
テーマ
党国家の統制をすり抜け、生きのびる
――マイノリティから眺める習近平体制下の国民統合――
日時 2024年7月6日(土) 15:00-17:00
会場 東北大学東北アジア研究センター大会議室(4F)&オンライン<参加 Zoom ミーティング>
発表者(研究発表30分、質疑応答10分)
挨拶・司会 澤井 充生(東京都立大学人文社会学部)
1 佐藤 千歳(北海商科大学・教授)
「現代中国におけるプロテスタント非公認教会の展開――SNSを用いた宗教行為の広がりと課題」
2 小栗 宏太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・ジュニアフェロー)
「ポップカルチャーからみる香港――政治危機とその残響」
以上
グローバル地域研究推進事業東ユーラシア研究プロジェクト
東北大学拠点事務局