2024.02.22

ワークショップ 2024 戦争記憶研究の新展開を探る

ワークショップ 2024
戦争記憶研究の新展開を探る

3月4日(月)
14:00~17:00 戦争記憶研究の新展開を探る
問題提起:石井弓(東北大学)
応答:今井昭夫(東京外国語大学)、越野剛(慶応大学)
田村容子(北海道大学)、中村平(広島大学)、村本邦子(立命館大学)

3月5日(火)
10:00~12:00 映画『鬼が来た』から読み解く戦争記憶
問題提起:田村容子
14:00~17:00 台湾高地先住民集落での殖民地戦争の記憶:
過去の殖民者日本人と台湾における戦争記憶への向き合い
講演者:中村平

会場:3月4日 東北大学川内キャンパス川北合同研究棟436会議室
3月5日 同101ラウンジ

戦争記憶を巡る研究はいま、過渡期にある。かつて戦争の実態を明らかにすることが中心だった
研究は、90年代に「集合的記憶」など構築主義的な記憶の研究に移行していった。近年では、
戦争記憶がどのように社会を動かすのかに関心が向かいつつあるが、その研究手法はいまだ試行
錯誤の段階にある。このWSでは、ロシア、中国、台湾、ベトナムの文学、歴史学、そして心理学
の研究者が集まり、学際的な視点から記憶研究の方法論における新展開を探る。

東北大学東北アジア研究センター(CNEAS)共同研究「戦争記憶の国際比較研究」主催
人間文化研究機構 グローバル地域研究推進事業 東ユーラシア研究プロジェクト共催

ポスター
戦争記憶研究の新展開ポスター