東北大学 東北アジア研究センター

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ヒトと地球の相互作用の変遷史に関する研究ユニット

ユニット名

ヒトと地球の相互作用の変遷史に関する研究ユニット

期間

2020年度~2022年度(3年間)

組織

氏名 所属
佐野 勝宏 東北アジア研究センター教授
高倉 浩樹 東北アジア研究センター教授
辻森 樹東北アジア研究センター教授
平野 直人東北アジア研究センター准教授
千葉 聡東北アジア研究センター教授
鹿又 喜隆東北大学文学研究科教授

ユニットの目的・目標

先史時代の人類史と地球史との関わりについて、学際的な研究を発展的に展開するため、本研究ユニットを設置する。

先史時代の人類活動は周辺環境への依存度が高く、考古学的な文化伝統は、地球環境の諸要素(気候、植物、動物、地形、地質等)との相互関係に規定されて形成される。

本ユニットは、人類史を地球史の一部と捉え、先史時代の人類史と地球史との関わりについて学際的に研究する。動植物相の変化は気候変動と密接にリンクし、気候変動は地球の諸活動と密接に関連する。したがって、ヒトを取り巻く自然環境の変遷のメカニズムを理解するには、諸現象の有機的な関連に注目した地球科学的アプローチが必須である。同様に、我々が目にする考古学的文化伝統が、どのような背景で形成されてきたのかを正しく理解するには、人類史と地球史の有機的な関係を総合的に調査研究する必要がある。本ユニットは、人類活動と地球環境の相互作用の変遷史を復元し、環境依存型狩猟採集生活が、その依存度を減らし、人類から地球環境への影響力が強化されていく過程を明らかにする。

この目的を達成するため、東北アジアの広範な地域でケーススタディーを展開する。特に、地形・地質の形成過程と古環境変遷や人類史との関係、気候変動に伴う永久凍土の融解や生物多様性の変化と人類活動への影響について調査研究する。本ユニットは、最初に3年計画で遂行し、その後内容の見直して経た上で発展的に継続する予定である。

ウスチ・カン洞窟(中期旧石器時代)から見た森林ステップ ネアンデルタール人が居住したロシア・アルタイのウスチ・カン洞窟(中期旧石器時代)から見た森林ステップ

小南山遺跡(旧石器時代末から新石器時代)の発掘調査風景 プロジェクトメンバーの王 晗(文学研究科博士課程)さんが調査参加している中国黒竜江省の小南山遺跡(旧石器時代末から新石器時代)の発掘調査風景

ユニットが運営する共同研究

旧石器時代の東北アジアにおける環境への文化的適応
古代・中世日本の周縁地域と東アジアの交流

ユニットのHPはこちら

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