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東北チベット資料研究会シンポジウム
「東北大学チベット資料の諸相 ―河口慧海コレクションと多田等観将来チベット資料をめぐって」
開催のお知らせ


日時:2011年3月19日(土)13:00 〜 18:00
会場:東北大学マルチメディア教育研究棟 6F大ホール
[入場無料・参加自由]

デルゲ版チベット大蔵経をはじめ、タンカ・仏像など、チベットに縁あるさまざまな文物が東北大学に所蔵されていることは良く知られている。河口慧海と多田等観という二人の入蔵僧がこれらのコレクションの将来に深く関わっていることも周知の事実であろう。本シンポジウムでは、これらの資料が一体どのような経緯で本邦に齎され東北大学に所蔵されることになったのか、知的遺産としていかなる価値をもち学問的にどのように位置付けられるのか、多彩なゲストを招き、インド・チベット学、日本思想史、東洋美術史、比較文化論・日本近代史それぞれの立場から、議論していく予定である。

◆ スケジュール ◆
13:00 開会の挨拶
13:20 海野啓之(東北大学)・菊谷竜太(東北大学)
「河口慧海コレクションと多田等観将来チベット資料」
13:50 桐原健真(東北大学)
「失われたことばを求めて―河口慧海とチベット」
14:20 高本康子(群馬大学)
「多田等観関連資料の現在」
14:50 ブレイク
15:10 菊谷竜太(東北大学)
「チベットにおける密教の受容と展開―アバヤーカラグプタとパンチェンラマ」 
15:40 井内真帆(神戸市外国語大学)
「蔵外文献をめぐる学界動向と日本所蔵の蔵外文献の活用―提案と展望―」
16:10 吉崎一美(ネパール研究家)
「河口慧海コレクションとネパール仏教」
16:40 ブレイク
17:00 パネリストとコメンテータによるセッション
コメンテーター:スダン・シャキャ(日本学術振興会)
オリオン・クラウタウ(日本学術振興会)
17:50 閉会の挨拶

[お問い合せ]
東北大学大学院文学研究科インド学仏教史研究室 菊谷竜太(022-795-6025)

写真提供:東北大学文学部 後援:東北大学文学研究科


ポスター(PDF、797KB)
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