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国際ワークショップ「モンゴル語の辞書」プログラム
モンゴル、中国、日本の研究者の参加により、国際ワークショップ「モンゴル語の辞書」を開催します。ワークショップでは4つのセッションで全11件の研究発表を行い、それぞれ文献学的・言語学的な見地からモンゴル語の辞書の諸相について討論します。
日 時:2011年2月12日(土)・13日(日)
会 場:東北大学東北アジア研究センター大会議室(川北合同研究棟4階)
それぞれの研究発表の簡単な内容紹介は ⇒こちら
をご覧下さい。
2月12日(土)14:00〜18:00
第1セッション■清朝におけるモンゴル語辞典とその伝統継承
・「清代のモンゴル語辞典について」
……春花(中国故宮博物院図書館)
・「清文鑑から『蒙文総彙』へ−近代モンゴル語辞典の成立過程−」
……栗林均(東北大学)
・「『二十八巻本辞典』−現代モンゴル語辞典としての試み−」
……呉人徳司(東京外国語大学)
大2セッション■ヨーロッパ、日本におけるモンゴル語辞書の伝統
・「シュミットの『蒙独露辞典』(1835)について」
……満永葉子(中国語・モンゴル語翻訳者)
・「コワレフスキーの『蒙露仏辞典』(1844-1848)の構成と特徴」
……スフバータル(モンゴル国立大学)
・「陸軍省編『蒙古語大辞典』(1933年)について」
……内田孝(滋賀県立大学)
・「キリル文字正書法確立前のモンゴル語口語辞典の表記について」
……角道正佳(大阪大学)
●懇親会:19:00〜21:00
2月13日(日)10:00〜12:30
第3セッション■漢蒙対訳辞典の伝統
・「『登壇必究』における漢−蒙語彙について」
……フレルバートル(内蒙古大学)
・「『蒙漢合璧五方元音』(1917)について」
……フフバートル(昭和女子大学)
第4セッション■チベット語・モンゴル語対訳辞典の伝統
・「清代のチベット語・モンゴル語辞典について」
……松川節(大谷大学)
・「仏典翻訳に見られる辞書類利用の実態について」
……樋口康一(愛媛大学)
懇親会: 12日(土)19:00−21:00 会費4,000円(学生2,000円)。
準備の都合上、参加希望者は栗林まで連絡して下さい。
連絡先: kurib@cneas.tohoku.ac.jp 栗林均(東北大学東北アジア研究センター)
主 催: 科研基盤研究(B)「中世モンゴル語研究の統合」(研究代表:栗林均)
東北大学東北アジア研究センター「東北アジア民族文字・言語情報処理研究ユニット」
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東北大学
東北アジア研究センター
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