2019年6月17～21日、シカゴ大学にて「2019 Reading Kuzushiji Workshop」（くずし字解読ワークショップ）」が開催されました。シカゴ大学と連携しておこなうワークショップは、今年で6回目となりました。ワークショップは、最初の3日間は初心者クラスと経験者クラスに分かれ、4・5日目は両者が合流して全体クラスとして行われました。東北アジア研究センターの藤方博之助教が経験者クラスと全体クラスの講師を務め、江戸～明治時代の古文書解読についての講義を実施しました。シカゴ大学の教員・大学院生のほか、アメリカ・カナダの大学で日本研究をされている方々を中心に、合計19名の参加がありました。問題関心はそれぞれですが、みなさん熱意をもってワークショップに臨み、終了時には各自5日間の成果と新たな課題を獲得していたように見受けられました。センターでは、今後も海外で日本の歴史・文化を学ぶ人々と交流をもち、互いに良い結果が出るように努力していきます。