日時:2月19日13:00~17:00
場所:東北大学川内北キャンパス 川北合同研究棟1階CAHEラウンジ
主催:東北大学東北アジア研究センター公募型共同研究「東北アジアの地質的多様性に対する「石」文化の技術的適応」・東北アジア研究センター「東北アジアにおける地質連続性と『石』文化共通性に関する学際研究ユニット」
共催:東北大学東北アジア研究センター・東北大学大学院文学研究科考古学研究室
趣旨:先史時代において、「石」は利器や装飾などに用いられ、地域・時期に固有の「石」文化が形成されてきた。近年、「石」文化に対して地質学と考古学の連携による研究が盛んに行われている。しかしながら、「石」文化の資料は、地質学における岩石試料という側面、考古学における文化財という側面をもち、破壊・非破壊分析が併用され、いずれが妥当かという議論が日頃から行われている。本ワークショップでは、学際的に活躍される台湾・中央研究院の飯塚義之氏を招き、化学分析によって明らかにされた先史文化の石材利用についてご講演いただく。その上で、事例研究の紹介や石材分析の実演を通して、「石」に対する破壊・非破壊分析について相互的な検討を試みる。
【プログラム】
開会の挨拶:13:00~
開会の挨拶:阿子島香
趣旨説明:13:10~
趣旨説明1:辻森 樹
趣旨説明2:青木要祐
基調講演:13:30~
考古石製遺物の非破壊化学分析(飯塚義之)
研究発表:14:20~
EPMAによる黒曜石製石器の原産地分析(青木要祐・佐野恭平・和田恵治)
韓半島における旧石器時代の石材利用(洪 惠媛)
複製石器の3D形態計測と刺突による破壊実験(熊谷亮介)
資料分析実演(縄文時代石製遺物の蛍光X線分析):15:30~
分析資料の概要(花田杜綺)
ポータブルXRFによる分析実演(飯塚義之)
総合討論・資料検討会:16:10~
【お問い合わせ】
東北大学大学院文学研究科考古学研究室
青木要祐
Mail: yousuke920707(at)gmail.com
※atを@にして送信下さい。
(PDFファイル、9082KB)
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