日時:2017年2月11日(土・祝)・12日(日)
※使用言語:日本語
○1日目 「深化する歴史研究―最新の研究動向と未来への展望―」(9:30~16:30)
会場:川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟6階大ホール
◆セッション1:「歴史資料が切り拓く世界―幕末維新期の日本と世界」(9:40~12:30)
趣旨説明:友田昌宏(東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教)
(1) |
ル・ルー ブレンダン(帝京大学外国語学部専任講師)
「日本学の基礎を担ったパリ外国宣教会の宣教師達」 |
(2) |
ジュリオ・アントニオ・ベルテッリ(大阪大学言語文化研究科言語社会専攻准教授)
「初代駐日イタリア公使夫人マティルド・サリエ・ド・ラ・トゥールの未刊記録に見る幕末・明治初期の日本」 |
(3) |
山添博史(防衛省防衛研究所主任研究官)
「ユーラシア帝国ロシアの境界問題と幕末日本」 |
(4) |
友田昌宏(東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教)
「幕末・明治期における東北人士の対外観―大槻磐渓・宮島誠一郎を素材として―」 |
コメント:森田朋子(中部大学人文学部歴史地理学科教授)
◆セッション2:「これからの歴史資料保全活動」(13:30~16:30)
趣旨説明:高橋陽一(東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教)
(1) |
櫻井和人(白石市図書館係長)
「歴史資料保存活動の現場から―宮城県白石市の事例―」 |
(2) |
小味浩之(一関市芦東山記念館業務推進員)
「一関市旧家の土蔵の温湿度モニタリングについて」 |
(3) |
泉田邦彦(東北大学大学院文学研究科博士後期課程)
「原発被災地における歴史・文化継承の意義について―福島県双葉町両竹地区の事例から―」 |
(4) |
高橋陽一(東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教)
「歴史資料保全活動の成果をどう伝えるか―宮城県川崎町佐藤仁右衛門家文書をめぐる活動―」 |
コメント:ヨハネス・ヴィルヘルム(ウィーン大学講師)
ティモシー・エイモス(シンガポール国立大学准教授)
○2日目:「歴史資料学と地域史研究」(記念講演・パネルディスカッション)(9:30~16:30)
会場:川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟2階マルチメディアホール
●講演:
(1) |
平川新(宮城学院女子大学学長・センター客員教授・部門長)
「歴史研究と郷土史」 |
(2) |
フィリップ・ブラウン(オハイオ州立大学教授)
「地方史がつくる日本史 Local History as National History」 |
(3) |
デビッド・ハウエル(ハーバード大学教授)
「史料がつくる歴史認-屎尿の世界史を例として-」 |
(4) |
河西英通(広島大学大学院文学研究科教授)
「どこまでが地域史料か?―無手勝流史料論―」 |
(5) |
上山眞知子(山形大学地域教育文化学部教授)
「資料レスキューと心理社会的支援」 |
●パネルディスカッション:歴史資料学の成果と課題
パネラー:講師5名
後援:
東北大学学際重点研究「世界発信する国際日本学・日本語研究拠点形成」プロジェクト、東北大学災害科学国際研究所、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク、科研費基盤研究(B)「巨大災害に対応しうるネットワーク型歴史資料保全システム構築のための実践的研究」グループ/科研費挑戦的萌芽研究「歴史資料保全活動の心理社会的影響に関する調査研究」グループ
お問い合せ:上廣歴史資料学研究部門
TEL:022-795-3196または022-795-3140
◆仙台市外より参加する大学院生等を対象に旅費の一部を補助します。
応募要領は東北アジア研究センターのホームページに掲載しております。(締切2/1(水))
旅費助成申請書はこちら (wordファイル、37KB)
旅費申請書送付先:コラボレーションオフィス
colab(at)cneas.tohoku.ac.jp
※(at)を@に代えて送信してください。
ポスター(PDFファイル、1957KB)
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