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東北大学片平まつり2013 特別企画記念講演会
「水と大気 ― 国を超える環境問題」
日時:2013年10月13日(日)14時~16時30分
会場:東北大学 片平キャンパス さくらホール(2階)
「中国の大気汚染問題と日中協力」
講師:明日香 壽川(東北大学東北アジア研究センター 教授)
周知のように、中国の多くの大都市がPM2.5(微小粒子状物質)を含む煙霧(スモッグ)に悩まされています。例えば、2013 年1 月12 日、北京市内の多くの観測地点でPM2.5の観測値が700μg/m3 を超過しました。これは中国の環境基準値の約10 倍、日本の環境基準値の約20 倍にあたります。本発表では、まず中国における大気汚染問題の現状を紹介します。次に、このような状況を改善するために日中両国は何ができるのかを検討し、温暖化対策やエネルギー資源開発などとリンクさせた具体的な日中協力の仕組みについて考えたいと思います。
「地球温暖化で将来の水災害は増加するの?」
講師:呉 修一(東北大学災害科学国際研究所 助教)
地球温暖化は現実の問題として進行しています。地球の気温が上昇すると、大雨が増えたり、海水面が上昇したり、氷河が無くなったりと、様々な深刻な問題が起こります。これらの変化は、人々の生活や農作物、動植物などに悪影響を与え、特に、今後の水災害の増加が心配されています。この将来の変化を正確に予測しその対策を考えるため、全球気候モデル(GCM) と呼ばれる数値モデルを用いて、将来の予測をします。本発表では、最新の地球温暖化将来予測結果を紹介し、将来の水災害、自然環境の変化が私たちの生活にどのような影響をおよぼすのかを話したいと思います。
入場無料
お問い合わせ:東北大学金属材料研究所総務係
Tel: 022-215-2181
E-mail:imr-som@imr.tohoku.ac.jp
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ポスター (PDFファイル、1.53MB) |
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東北大学
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