東北大学 東北アジア研究センター

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高倉浩樹編『海からみた北極域:グローバル化を生きる先住民社会』が刊行されました

北極域は現在、地球平均の4倍近い速度で進む気候変動と、ウクライナ侵攻以降の緊迫した国際政治という、二つの巨大な荒波の直中にあります。この複合的な危機は、古来よりこの地に暮らしてきた先住民の生活基盤を揺るがすだけでなく、世界の安全保障や資源開発のあり方にも根本的な問いを投げかけています。

 

この複雑な動態を、先住民の視点と「海」というネットワークから解き明かした学術書『海からみた北極域:グローバル化を生きる先住民』(高倉浩樹編/新泉社)が刊行されました。本書では、北極海に面した地域という北極域理解が、自然環境の類似性だけでなく地政学や世界史とも密接に結びついていることを、先住民社会に焦点をあてながら考察しています。

 

 

書誌情報

高倉浩樹編 2026『海からみた北極域:グローバル化を生きる先住民社会』新泉社. ISBN 978-4-7877-2506-6

https://www.shinsensha.com/books/7958/