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朴 歓[パク ファン] 東北大学 東北アジア研究センター 特任助教 【専攻】 文化人類学 |
略歴
| 2023年9月 | 東北大学大学院環境科学研究科博士後期課程終了 博士(学術) |
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| 2023年10月 | 東北大学東北アジア研究センター 専門研究員 |
| 2024年2月 | 東北大学東北アジア研究センター 学術研究員 |
| 2025年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 専門研究員 |
| 2025年10月 | 東北大学東北アジア研究センター 学術研究員 |
業績
研究紹介
トランスナショナルな実践と生活世界の再編
中国東北部の国境地域は、歴史的に多層的な移動と交錯の場であり、コリアン・チャイニーズ(朝鮮族)は国⺠国家の形成以前から豆満江(Tumen River)をはじめとするトランスナショナルな社会空間を基盤に⽣活世界を築いてきました。このような⽣活空間は、境界画定や冷戦構造の形成とともに分断されつつも、親族関係や同郷ネットワークを通じて維持・再編されてきました。これまでの研究では、朝鮮族による小規模出稼ぎ「ポッタリチャンサ」に着目し、その歴史的連続性と変容を明らかにしてきました。近年はフィールドを拡張し、この実践を空間を柔軟に再編する創造的営為として捉え直すことで、境界と移動をめぐる理論的議論の深化を目指しています。
主な研究テーマ
- 中朝・中露国境におけるトランスナショナルな実践とネットワーク
- トランスナショナルな社会空間の構築と生活世界の再編
- 国境を越える多元的生活実践とアイデンティティ
豆満江(トゥマンガン)沿岸の中朝国境には鉄格子が設置されている
ロシア・ウラジオストクのキタイスキー市場における衣料品露店の様子