奥村 誠 〔おくむら・まこと〕 東北大学 災害科学国際研究所・レジリエンス計画研究分野・教授 (兼)東北アジア研究センター・地域計画科学研究分野 (兼)東北大学大学院 工学研究科土木工学専攻 【専攻】 土木計画学 都市間交通計画、国土計画、都市計画 |
略歴
1986年3月 | 京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻修士課程修了(工学修士) |
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1987年3月 | 京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻博士後期課程退学 |
1987年4月 | 京都大学工学部土木工学科 助手 |
1991年11月 | 京都大学博士(工学)取得 |
1992年4月 | 京都大学工学部土木工学科 講師 |
1992-93年 | ボストン大学資源エネルギー研究所 研究員 |
1995年4月 | 広島大学工学部第4類(建設系) 助教授 |
2006年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 教授 大学院工学研究科土木工学専攻 併任 |
2012年4月 | 東北大学災害科学国際研究所 教授 東北アジア研究センター 併任 大学院工学研究科土木工学専攻 併任 |
教育活動
学部講義
災害の科学、都市と交通のシステム、建築・社会環境工学演習、地域・都市計画、都市システム計画演習II、都市システム計画研修A,B
大学院講義(修士)
計量行動分析、土木工学修士研修
大学院講義(博士)
地域システム学特論、土木工学博士研修
学外での活動
応用地域学会会長
研究紹介
数理解析手法と最新情報技術を用いて、厳しい自然環境の中の生存・生活・交通基盤の整備・維持方策を解明する
東北アジア地域は、火山や地震のほか、乾燥気候や冬季の積雪、低温など、厳しい自然環境にある。その中で多様な人間活動を行うために、人々は生活、産業、交通のためのインフラ(社会基盤)を作り上げてきた。
そこで、統計学・経済学・地理学を基礎に、自然環境と調和する地域やインフラを整備・維持していくための方策を提案するため、GIS(地理情報システム)などの情報技術や複雑な最適化計算を駆使した研究を実施している。
主な研究テーマ
- 自然による交通の途絶と地域の孤立
- 都市間交通ネットワークと国土構造の共進化
- 津波避難計画のための最適化モデル
- 人口データを用いた災害の影響と復興過程の分析
- 大規模災害による負傷者の搬送・救命方策
東シベリアにおける凍結河川上の冬道路(2009年3月撮影)