木村一貴 [きむら・かずたか] 東北大学 東北アジア研究センター 地域生態系研究分野・助教 【専攻】 進化生態学・保全生物学 |
略歴
2012年3月 | 東北大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了 |
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2018年4月 | Kyungpook National University Research Fellow |
2021年5月 | 東北大学東北アジア研究センター 学術研究員 |
2023年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 助教 |
業績
研究紹介
日本を含めた、極東ロシアからベトナム・フィリピンにかけてのアジア地域は高い生物多様性を示すホットスポットの一つです。 この地域の生物をモデルケースとし、生物多様性がどのように創出・維持されているのかを理解することを目標としています。 また、Anthropoceneとも言われるこの時代において、人為的な動植物の絶滅という悲劇は今後も数多く起こることが予想されますが、 それを少しでも食い止められるよう生態系保全の手法改善にも貢献していきたいと考えています。特に、人為的改変にさらされやすい 沿岸域や淡水域の生物相を把握することや絶滅危惧種・侵略的外来種の現状・生態学的特性を正しく理解することが重要だと考え、積極的に取り組んでいます。
主な研究テーマ
- 貝類をモデル系とした多様化パターン・そのメカニズムの解明
- 絶滅危惧種・侵略的外来種の現状把握