石井 敦〔いしい・あつし〕 東北大学 東北アジア研究センター 日本・朝鮮半島研究分野・准教授 【専攻】 国際関係論 科学技術社会学 |
略歴
1999年3月 | 筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科経営・政策科学専攻(経済学修士)修了 |
---|---|
1999年4月 | 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科 編入学 |
1999年5月 | 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科 休学 |
2001年3月 | 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科 中途退学 |
2001年4月 | (独立行政法人)国立環境研究所 NIESアシスタントフェロー |
2004年10月 | 東北大学東北アジア研究センター(科学技術分野)助教授 (兼)東北大学文学研究科人間科学専攻科学技術論講座 助教授 |
2007年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 准教授(職階名変更による) |
学外での活動
- 環境経済・政策学会 正会員
- International Studies Association 正会員
- 科学技術社会論学会 正会員
- Society for Social Studies of Science 正会員
- EANET協定化タスクフォース 委員
連絡先
〒980-8576 仙台市青葉区川内41番地 川北合同研究棟314号室
TEL・FAX : (022)795-6076
研究紹介
東北アジア地域の重要な食料である漁業資源の国際管理を評価する
東北アジアだけでなく、海を持つ国の多くの人々は漁業資源を主なタンパク源として食している。今では、日本だけでなく、中国、台湾、韓国などが世界の主要な漁業国となっている。その漁業資源の国際管理は多くが失敗に終わっている。それは漁業資源の多くが非排他性・競合性を特徴として持ち、いわゆる「共有地の悲劇」が起こっているからである。研究テーマとしては、漁業資源の中でもとりわけ乱獲の恐れがあるマグロに焦点をあて、その「共有地の悲劇」をもたらしている交渉の要因、そして、失敗といっても、どこがどの程度失敗しているのか、といったことを明らかにしていこうと思っている。
主な研究テーマ
- 北朝鮮の環境問題
- 科学技術社会学と国際関係論の融合(外交科学)
- 炭素隔離技術の社会的側面
- 越境性酸性雨問題における国際交渉・環境協力(欧米アジア)
- 国際環境レジームにおける科学アセスメント
- 国際漁業資源ガバナンス
中朝国境を流れる豆満江:環境再生と国際管理の構築が課題となっている