明日香 壽川 [あすか・じゅせん] 東北大学東北アジア研究センター 中国研究分野・教授 【専攻】 環境政策論 |
略歴
東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻出身。
農学修士(東京大学)、経営学修士(インシアード・欧州経営大学院)、学術博士(東京大学)
1997年3月 | 東北大学東北アジア研究センター 助教授 |
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2002年4月-2003年3月 | 京都大学経済研究所 客員助教授 |
2004年4月 | 東北大学東北アジア研究センター中国研究分野 教授 |
2004年4月-2014年3月 | 東北大学文学研究科人間科学専攻科学技術論講座 教授(兼任) |
2004年4月 | 東北大学環境科学研究科環境科学政策論 教授(兼任) |
教育活動
非常勤講師
東京理科大学:専門職大学院総合科学技術経営研究科(MOT)「技術と社会」コース(2004年度、2005年度)
岩手大学:人文社会科学部専門教育科目集中講義(2005年)
学外での活動
団体- (社)海外環境協力センター(理事:2008年~)
- (公財)地球環境戦略研究機関(気候変動グループ・ディレクター:2010年~2012年)
- 中国環境問題研究会(共同代表:2004年~)
- 環境経済・政策学会(理事:2011年~2013年)
- 国際アジア共同体学会(理事:2010年~)
- アジア政経学会環境社会学会計画行政学会日本科学者会議
- 環境省:中央環境審議会国内排出量取引制度小委員会専門委員(2004年~)
- 地球環境センター:JCM支援委員会(2012年)環境省:J-VER認証運営委員会委員(2008年~2011年)
- 経済産業省:産業構造審議会地球環境部会市場メカニズム委員会委員(2005年~2007年)
- 環境省:カーボン・オフセットに係る課題別ワークショップ委員(2008年~2010年)
- 環境省:VERの認証基準に関する検討会委員(2008年~2009年)
- 環境省:「日本における里山・里海のサブグローバル評価」国レベル・ワーキング・グループ調整役代表執筆者(2008年~2009年)
- 日本郵便:カーボン・オフセット年賀寄附金審査委員(2007年~2012年)
- 環境省:カーボン・オフセットのあり方検討委員会委員(2007年~2008年)
- 外務省:G8洞爺湖サミットでのカーボン・オフセット実施事業に関する有識者による検討会(委員長)(2008年)
- 環境省:自主参加型排出量取引制度CA委員会(委員長)(2006年)
- 環境省:超長期ビジョン検討会委員(2006年~2008年)
- 環境省: 持続可能な社会の構築に関する対中協力検討会委員(2005年)
- 環境省: 日本OE(CDM運営機関)協会エンティティ部門委員会委員(委員長)(2004年)
- 財務省:「中国新体制下における諸問題-対中支援のあり方委員会」委員(2003年)
- 国際協力銀行(JBIC):「CDM推進におけるJBICの役割-円借款を中心として」専門家(2003年)
- 国際協力事業団(JICA):「JI/CDMに関する連携委員会」(鉱工業開発調査部)委員(2001年)
- 経済産業省:「温暖化問題に関する国際合意形成検討委員会」(産業技術環境局・地球産業文化研究所)委員(2001年)
- 韓国環境省地球温暖化問題コンサルタント(2007年)
- 国連開発計画(UNDP)コンサルタント(2002年11月11日~2002年12月13日)
- 朝日新聞朝日アジアネットワーク客員研究員(2001~2002年)
- 朝日新聞アジアネットワークネット・フェロー(2010年~)
- 環境省国際環境協力専門家専攻別研修講師(1999~2001年)
連絡先
〒980-8576 仙台市青葉区川内41番地 東北大学東北アジア研究センター
TEL・FAX : 022-795-7557
研究紹介
国際協力の側面から研究する環境問題およびエネルギー問題
経済発展の目覚ましい東アジアを中心とする東北アジア地域の環境問題およびエネルギー問題に関して、その実態および歴史的経過を解明するとともに、現在この地域でどのような国際協力が可能か等の問いについて総合的かつ多角的に研究を行う。特に、地球温暖化問題のような、一国だけでは解決できない問題における条約、議定書、そして環境税や排出量取引などの国内外における具体的な制度設計や政策のあり方に関して、政治学、経済学、社会学などの社会科学の側面から追求する。
主な研究テーマ
- 中国の環境問題およびエネルギー問題
- 地球温暖化問題
- 国際環境協力
- 排出量取引
- 環境税
2000年オランダハーグで開催された:気候変動枠組み条約締約国会議(Photo courtesy of Leila Mead/IISD撮影)