東北大学 東北アジア研究センター

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助教  沈 佳穎

 

沈 佳穎〔しん・かえい〕

東北大学 東北アジア研究センター

地政学研究部門 外交・安全保障分野・助教

【専攻】

日本近代史

近代東アジア史

国際海事史

略歴

2017年6月 復旦大学歴史学部卒業
2024年5月 トロント大学大学院博士課程修了(歴史学)
2024年9月 トロント大学歴史学部ポスドク研究員
2025年9月 香港樹仁大学歴史学部 助教
2026年7月 東北大学東北アジア研究センター 助教

業績

⇒ 東北大学研究者データベース

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学外での活動

米国アジア研究学会(AAS)メンバー

日本近現代史学協会(MJHA)メンバー

連絡先

〒980-8576 仙台市青葉区川内41番地 東北大学東北アジア研究センター

TEL・FAX : (022)795-6075

研究紹介

日本帝国における海洋主権の構築

20世紀転換期において、海洋主権はいかに理解され、実践されたのか。私は、日本語・中国語・英語の史料を用い、第二次世界大戦以前の日本および東アジアにおける海洋主権を包括的に考察しています。インド洋や大西洋に比べ、東アジアの海域における海洋主権のあり方は、これまで十分に検討されてきませんでした。私の研究は、日本帝国(1868–1945)が変化する国際環境のなかで、海洋主権を柔軟かつ実用主義的に運用したことを明らかにするものです。さらに、海洋主権を流動的で、絶えず争われてきた概念として捉え、ナショナリズム、帝国主義、国際法、地図の歴史が交差する場として、東アジアの海域に光を当てます。現代の東アジアにおける海洋紛争を、より広い歴史的視野から考える手がかりを提示する点にも、私の研究の意義があります。

主な研究テーマ

  • 19世紀日本における欧米諸国の水路測量
  • 国際海洋法の形成における日本の役割
  • 20世紀初頭における日本の遠洋漁業活動

海防の充実を唱えた江戸時代の学者・林子平(富岡鉄斎による林子平像、2024年12月24日@メトロポリタン美術館)海防の充実を唱えた江戸時代の学者・林子平(富岡鉄斎による林子平像、2024年12月24日@メトロポリタン美術館)

陸地測量部による英語版日本地図、1931年(2022年11月8日@京都大学東南アジア地域研究研究所地図・資料室)陸地測量部による英語版日本地図、1931年(2022年11月8日@京都大学東南アジア地域研究研究所地図・資料室)