東北大学 東北アジア研究センター

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20世紀前半ユーラシア史再考研究ユニット

ユニット名

20世紀前半ユーラシア史再考研究ユニット

期間

2023年~2027年

組織

氏名所属
寺山 恭輔 東北アジア研究センター教授
上野 稔弘 東北アジア研究センター准教授

ユニットの目的・目標

 2018-2020年度に行った「20世紀ユーラシア史研究ユニット」に引き続き、スターリン時代のソ連及び蒋介石時代の中華民国を中心に周辺諸国も含んだユーラシア地域の情勢について、一次史料の発掘を基本とするフィールドワークによって解明することを目的とする。一方で上記ユニット終了後、新型コロナウィルスの発生に伴う海外フィールド調査抑制等の影響を受け、研究に支障をきたしてきた。さらに2022年2月以降のロシアのウクライナ侵攻によって、とくにロシアへの渡航調査は当面困難な状況にあり、中国本土では現政権の権威主義的体制が強化され、フィールド調査を実施する機会のある台湾をめぐる安全保障環境が悪化し、調査自体にも少なからぬ影響を与えている。
 このように従来の研究環境が確保されず、なかなか将来的な見通しも立てにくい状況にあるが、環境の変化にいかに対応していくのかを含め、改めて今後の研究について検討する必要があると考えている。初めは少ないスタッフで組織を立ち上げ、今後の研究方針について検討することからはじめる。

ユニットが運営する共同研究

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