東北大学 東北アジア研究センター

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荒砥沢地滑りモニタリングと防災アウトリーチ

研究題目

荒砥沢地滑りモニタリングと防災アウトリーチ

研究内容

 2008年に発生した岩手宮城内陸地震で起きた栗原市荒砥沢の大規模地滑り地域に関しては、佐藤らが2011年に地表設置型合成開口レーダ(GB-SAR)を現地に設置し、24時間の監視体制を構築し、2021年現在継続して稼働中である。レーダデータは地表面に変位が見られた場合栗原市危機対策課など関係者へ発信をしている。また日常的なモニタリングは日報として関係者に配布している。

 2021年3月に栗原市ならびに同市栗駒山麓ジオパークビジターセンターと協議の結果、栗駒山麓ジオパークビジターセンターにGB-SARのリアルタイムモニタリング結果を表示し、併せて防災対策を進める展示を整備する事とした。本研究では本学災害科学国際研究所とも協力して同展示の準備、運営を進める。

研究期間

2021年度~2022年度

研究組織

氏名所属
佐藤 源之東北アジア研究センター
斉藤 龍真東北アジア研究センター
Anwer Ahmed東北アジア研究センター
佐藤 翔輔東北大学災害科学国際研究所
佐藤 英和栗原市ジオパーク
田中 誠也栗原市ジオパーク

共同研究報告書

2022年度