東北アジア研究 Northeast Asian Studies
『東北アジア研究』は、東北アジアとその隣接地域をふくめた地域研究およびその関係分野の発展に貢献することを目的とした査読制学術雑誌です。ロシア・中国・モンゴル・朝鮮半島、そして日本などの自然科学・人文社会科学に関わる基礎研究から、地域間比較や学際的分野などの幅広い分野の研究を掲載します。本誌は、東北大学東北アジア研究セターによって1996年に創刊されました。
『東北アジア研究』28号編集委員会
主任:デレーニ・アリーン(東北アジア研究センター、文化人類学・日本民族誌)、明日香壽川(東北アジア研究センター、環境エネルギー政策論)、上野稔弘(東北アジア研究センター、中国史)、後藤章夫(東北アジア研究センター、火山物理学)、田村光平(東北アジア研究センター、人類学・文化進化)、寺山恭輔(東北アジア研究センター、ロシア・ソ連史)、磯貝真澄(千葉大学大学院人文科学研究院/東北アジア研究センター、中央ユーラシア史)
投稿規程および執筆要領
「東北アジア研究」は年刊で毎年2月に刊行されます。投稿期日は毎年4月15日です。詳細は、年度毎に当センターHPの新着情報に掲載されます。投稿規程および執筆要領(日本語版)(英語版)を熟読の上で、投稿準備をお願いします。投稿の際には、投稿票をつけてください。なお、質問などはneas_editor(at)grp.tohoku.ac.jp [ (a t)を@に変える]にお願いします。
最新号 第28号 目次
論文
- 日本におけるモンゴル料理―新しい食の提供と消費についての人類学的研究 川口幸大 ボウサラ
- China between Historical Knowledge and International Politics: With Special Reference to Prewar Japan’s View Exemplified by Naitō Konan and Yoshino Sakuzō 李宥霆
研究ノート
- 1930年代初頭ソ連極東における食料問題と「特別国防フォンド」の創設 寺山恭輔
- 「Feminist Hospitalities, Para-sites and Parasites Jennifer CLARKE
書評
- 野本禎司・藤方博之編『仙台藩の武家屋敷と政治空間』東京:岩田書院、2022年、352頁 モリス, J.F.
- 于海春、『中国のメディア統制―地域間の「不均等な自由」を生む政治と市場―』東京:勁草書房、2023年、216頁 内藤寛子
- 福士由紀ほか編『暮らしのなかの健康と疾病:東アジア医療社会史』東京:東京大学出版会、2022年、278頁 荒武賢一朗
- Joshua D. Zimmerman, Jozef Pilsudski: Founding Father of Modern Poland,Harvard University Press, 2022, 623p 寺山恭輔