シベリア研究の最新成果がまとめられた『The Siberian World』が2023年3月末に刊行されました。欧米・ロシア・アジアの58名の研究者による42本の論文で構成され、シベリア研究に必須の視座と知見が中事典的な書籍として編まれています。日本人研究者は4名(4編)が寄稿し、国際的なシベリア研究における日本の貢献をしめすものとなりました。本センター教員の高倉浩樹教授は11章「Nature-on-the-move: Boreal forest, permafrost, and pastoral strategies of Sakha people (DOI: 10.4324/9780429354663-14)」を執筆しました。この本は、The Routledge Worldsのシリーズとして刊行されました。