【講演会】歴史と記憶のはざまに:戦後日中関係の語り方について
開催日時:2023年2月21日(火)14:30~16:00
開催方式:現地(先着20人)+ オンライン(Zoom)
会 場:東北大学 東北アジア研究センター大会議室(436室)
参加費無料・要事前申込(※申込締切:2023年2月19日)
参加登録はこちら:https://forms.gle/SXFaVj2recgyjWkh6
※オンライン参加の方には、イベント前日までにZoomのリンクをお送りいたします。
■ タイトル
歴史と記憶のはざまに――戦後日中関係の語り方について
■ 講演概要
「歴史」は、記憶と忘却が相交錯するなかで作られてきたものである。いわゆる歴史問題や歴史認識問題は決して「過去の事実」 ではなく、その事実に対して当事者同士が現在までどのように語ってきたのかというヒストリカル・ナラティブ(historical narratives)に由来している。戦後の日中関係を語るには、とりわけこのような様相を呈する。本報告では、具体的な事例を取り上げながら、戦後日中関係の語り方、およびそれが日中歴史和解に与える影響をお話したい。
■ 講師
王 広涛(WANG Guangtao, おう こうとう)
復旦大学日本研究センター准教授、京都大学大学院法学研究科外国人研究員(日本国際交流基金日本研究フェロー)
【略歴】2017年名古屋大学大学院法学研究科(国際法政専攻)博士課程修了、比較法学博士。愛知大学国際中国学研究センター研究員(PD)を経て現職。現在は日本国際交流基金日本研究フェローとして京都大学大学院法学研究科に訪問研究。専攻は日中関係史、日本政治外交史、東アジア国際関係論。【主要著作】『日中歴史和解の政治学』(日本語単著、明石書店、2022年)、『冷戦後日本的国内政治與外交政策』(中国語単著、上海人民出版社、2019年)。
主催:東北大学東北アジア研究センター
共催:東北大学 社会にインパクトある研究 D2 近隣国理解
お問い合わせ:yuanyuan.teng.d7@tohoku.ac.jp(滕 媛媛 東北大学東北アジア研究センター)
ポスター(PDFファイル:836KB)