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研究題目
震災後のモノ、生業、祭礼の行方:沿岸地域社会の次の10年紀に向けた学際的共同研究

研究内容
 東日本大震災から9年目を迎え、被災した沿岸地域社会では様々な変化が生じている。 震災の傷跡を残すモノのうち、遺構や遺物のあるものは維持修繕され、あるものは移設・解体されている。沿岸部の漁業・水産加工業は復興後のあらたな局面を迎えており、祭りや民俗芸能は新たなルーティーンが形作られている。モノ、生業、地域の祭礼といった諸側面において形作られる新たな「日常」について、震災から9年目、10年目、そして11年目に入る期間において問われるべき動態がある。
 本共同研究は、モノ、生業、祭礼に着目し、それぞれの側面において震災前からの持続、震災後の変化、そして震災後の新たな諸相を記述することを試みる。その際、人類学や民俗学、水産学や沿岸資源学、そして社会学や現代アートといった様々な領野の研究者が集い、学際的に議論を展開することにより、被災後の社会の動態を多角的に明らかにする。主として東北大学に属する研究者を中心として、大学外の研究者や実践者を交えながら研究報告と議論を重ね、成果を発表していくことで、移りゆく震災後の現在を、震災以前、そして震災直後との対比のなかで多角的に描写する。そうすることで2022年からの次の10年紀を念頭に置いた振り返りと提言を導き出すことを目的とする。
 なお本研究は、人文学および社会科学の研究者を中心として展開してきた共同研究、「東日本大震災後の復興過程に関わる地域社会比較と民族誌情報の応用」(2013-2015年度)および「東日本大震災以降のコミュニティ再生・創生プロセスと持続可能性に関する実証的共同研究」(2016-2018年度)の成果を引き継ぎつつ、新たに水産漁業にかかわる研究領域と共同しながら発展させることを企図するものである。

研究期間
2019年度~2021年度

研究組織
氏名 所属
高倉 浩樹 東北アジア研究センター
小谷 竜介 東北歴史博物館
久保田 裕道 東京文化財研究所
池田 実 東北大学農学研究科
Delaney Alyne 東北アジア研究センター
吉村 健司 東京大学大気海洋研究所
坂口 奈央 日本学術振興会特別研究員
瀧川 裕貴 東北大学文学研究科
是恒 さくら 東北アジア研究センター
福田 雄 東北アジア研究センター


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